日本童画大賞展に入選しました。
長野県岡谷市にあるイルフ童画が主催している「武井武雄記念イルフビエンナーレ日本童画大賞」の絵本部門に「おやまのおさくらまつり」という作品で入選しました。
絵本に挑戦し始めたのは、30歳を過ぎた頃。「絵本向きの絵だから、描けばいいのに〜」という声を頂いていましたが、なんだか遠い世界のような気がして、、、でも、なんとなく30過ぎたからいいかなーと思ったのです。毎年1冊ぐらい描き始めました。子どもができて、生活の中に絵本を読むという行為が当たり前に存在するようになって、絵本を見る目も変わり、一時期は思考の沼に落ちておりましたが、この頃また、楽しめるようになってきたところでした。
「おやまのおさくらまつり」は、保育園の送迎バスに、山の動物や、果ては天狗や山姥まで乗ってくる話です。この1年、本当に保育園の送迎バスの添乗員ボランティアをしていて、車窓から見た加子母の春の美しさと子どもたちを見ていて思いついたお話です。
加子母の日々で感じる、山や人や動物や物の怪や、、そういうものを絵本にできたらいいな〜と思うこの頃です。
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